こんにちは、ファイナンシャルライターの佐藤美咲です。三菱UFJ銀行と日本政策金融公庫で11年間、中小企業の資金調達支援に携わってきました。現在は独立して、これまでの経験を活かした金融情報の発信に取り組んでいます。
私がライターになった理由
私が融資担当だった頃、こんな場面に何度も出会いました。資金繰りに苦しむ経営者が銀行に相談に来られるものの、事業の魅力を金融機関に伝えられず、融資を断られてしまう。本当は素晴らしい事業なのに、「言葉の壁」で可能性が閉ざされてしまうのです。
「もっと多くの経営者に金融機関の考え方を知ってもらえれば、資金調達の成功率は上がるはず」
この思いが、私をファイナンシャルライターへの道へと導きました。特に、銀行融資以外の選択肢であるファクタリングなどの代替手段は、正しく理解されていません。「怪しい」「高コスト」というイメージだけで敬遠されていますが、適切に活用すれば成長資金の確保や一時的な資金繰り改善に大きく貢献します。この誤解を解き、正しい知識を広めることが私のミッションです。
私が提供できる「両面からの視点」
私の強みは、金融機関と企業の「両方の立場を理解している」ことです。要するに、審査する側とされる側、両方の気持ちが分かるということです。
実務では「理論上はこうだが、実務ではこう判断される」というギャップが存在します。私の記事では、このギャップを埋める実践的なアドバイスをお届けします。例えば、
- 融資担当者が最初に見るポイントはどこか
- 決算書の数字をどう改善すれば評価が上がるか
- 銀行融資が難しい時、どんな代替手段があるか
これらは机上の理論ではなく、私自身が現場で見てきた「生きた知識」です。
金融との出会いから現在まで
慶應義塾大学経済学部で金融を学んだ後、東京大学大学院で研究を深め、三菱UFJ銀行法人営業部で7年間、日本政策金融公庫で4年間、数多くの中小企業の資金繰り改善に携わってきました。2018年からはファイナンシャルライターとして独立し、2020年からは金融専門メディア「マネーブレイン」の編集顧問も務めています。
この経験が、単なる理論ではなく、現場に即した実践的なアドバイスの源泉となっています。
私の記事の特徴
私の記事では、複雑な金融概念も「要するに〜ということです」と噛み砕いて説明します。また、よくある誤解については「〜という誤解がありますが、実際は〜です」という形で修正し、正しい理解へと導きます。
記事の構成は、問題提起→解説→具体例→対応策という流れで、各セクションの始めには「ここがポイントです」として要点をまとめています。銀行員時代に見てきた「よくある失敗事例」と「成功事例」を対比させることで、具体的な行動指針が見えてくるはずです。
趣味から学ぶ金融の視点
私は休日、様々な企業の工場見学に出かけたり、経済史を研究したりしています。また、茶道とガーデニングも私の大切な時間です。これらの趣味は一見バラバラに見えますが、「長期的視点」と「細部への配慮」という点で共通しており、金融アドバイスにも活かされています。
例えば、ガーデニングでは植物が育つのを待つ忍耐力が必要ですが、資金繰り改善も同様に長期的な視点が欠かせません。茶道で学ぶ「おもてなしの心」は、金融機関との関係構築にも通じるものがあります。
経営者の皆さんへ
資金繰りでお悩みではありませんか?「銀行に相談しても断られるのでは」と不安を感じていませんか?
私の記事が、そんな不安を少しでも解消するお手伝いになれば嬉しいです。金融機関の内部事情を知ることで、交渉の糸口が見えてくるはずです。特に創業間もない企業や、事業拡大期の資金需要がある経営者の方々に、実践的な知恵をお届けしたいと思っています。
今後は、デジタルファイナンスやフィンテック領域の知識も深め、より革新的な資金調達方法についても発信していきます。皆さんのビジネスの成長を、金融の側面からサポートできることを楽しみにしています。
どうぞよろしくお願いいたします。